インフルエンザ脳症とは?どんな症状?解熱剤を飲んでも大丈夫?子供は特にかかりやすい!

インフルエンザが猛威を振るっていますが、「インフルエンザ脳症」をご存知でしょうか?「インフルエンザ脳症」とは、インフルエンザに伴って発症する意識障害を主な症状とする病気です。この病気が怖いのは、感染者の約10~30%の致死率(ここ数年は7%で推移)があって、1歳をピークに乳幼児の発症例が多く、5歳以下の子供が全発症例の80%を占めます。年間約100~500人が発症します。

「インフルエンザ脳症」は進行も早く、早期に対応することが望まれます。そのためには、「インフルエンザ脳症」の症状の理解が必要になってきます。後悔しないためにも、知識として持っておく価値のあるものです。

インフルエンザ脳症とは?どんな症状?

インフルエンザ脳症の主な初期症状として、意識障害、けいれん、異常言動・行動があります。乳幼児の場合、判断が難しいので、インフルエンザ脳症ガイドライン(※)をもとに意識レベルの判定をみてみましょう。

乳幼児の意識レベル判定法
1 刺激しないでも覚醒している状態

①あやすと笑う。ただし不十分で、声を出して笑わない

②あやしても笑わないが視線は合う

③母親と視線が合わない

2 刺激すると覚醒する状態(刺激をやめると眠り込む)

①飲み物を見せると飲もうとする。あるいは乳首を見せれば欲しがって吸う

②呼びかけると開眼して目を向ける

③呼びかけを繰り返すと、かろうじて開眼する

3 刺激しても買う制しない状態

①痛み刺激に対し、払いのけるような動作をする

②痛み刺激で少し手足を動かしたり、顔をしかめる

③痛み刺激に全く反応しない

読んでもなかなか判断が難しいですよね。普段でもする動作が書いてあったりするので、少しの変化に気づかなかった場合の後悔を考えたら、熱がでたらすぐに病院でインフルエンザの検診をするのが一番ですね。

※(引用元 厚生労働省 インフルエンザ脳症研究班

解熱剤を飲んでも大丈夫?

インフルエンザの高熱に対して、一部の解熱剤を使用した場合、インフルエンザ脳症の発症のリスクを高めるのではないかといわれています

アスピリン(商品名:バファリンなど)やメフェナム酸(ポンタールなど)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンなど)は決して使用しないでください。インフルエンザに使用できる解熱剤は、アセトアミノフェン(アンビ坐剤、カロナールなど)が主な薬です。

病院で診断を受けて処方される解熱剤を飲むのが一番ですね。自己判断ほど怖いものはありません。

子供は特にかかりやすい!対策は?

一番の予防策は、インフルエンザにかからないことですが、それは気をつけてもどこかでもらうことはあるので難しいですよね。となると、やはり、インフルエンザの予防接種を受けておくことが一番の対策になります。インフルエンザワクチンは、万能ではありませんが、発症を軽くしたりといった効果も期待できるので予防策として考えるべきでしょう。ワクチンを打ってもかかることのあるインフルエンザです。

ワクチンを受けていても、受けていなくても、共通して言えるのは、早期に受診してインフルエンザかどうか診てっもらうことでしょう。

「インフルエンザ脳症」にかかったら?後遺症は?

「インフルエンザ脳症」患者の25%程度に、知的障害や高次脳機能障害、てんかん、体のまひなどの後遺症が出ます。

身体障害では手足や体の片側の麻痺、視力や張力の障害が起こります。精神障害として、転換、知的障害、記憶障害、失語症などが起こることもあります。

4人に1人に後遺症が残るというのは怖い病気です。発祥のメカニズムもよくわかっていないため、対処療法しかできませんが、予防対策としてやれることはたくさんあります。

まとめ

「インフルエンザ脳症」にならないようにするためには、インフルエンザにかからないようにすることです。インフルエンザにかかった後も脳症にならない対策をまとめてみました。

インフルエンザ脳症にならないための対策
①インフルエンザにかからないようにする

・インフルエンザの予防接種を受ける(家族全員)

・手洗い・うがい・マスクを着用する

・規則正しい生活をする(免疫をあげる)

・ビタミンを多くとるように心がける

・睡眠を充分とる

・加湿器などを使い部屋が乾燥しないようにする

②インフルエンザにかかった後の対策

・すぐに病院で診てもらい診断してもらう

・診断後も異変、異常行動等があったら、すぐに病院へ行く

・ちょっとした変化も気づくように目を離さないようにする

インフルエンザ脳症は、医者でも判断が難しく進行も早いため、すぐに病院にかかることが一番です。インフルエンザ脳症の疑いがあれば、東部の画像撮影や脳波検査が行われます。早く診断治療してもらうことで、後遺症のリスクを少しでも低くすることができます。用心に越したことはない、後悔しないために早めの行動をしましょう。

 

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