斎田点定(さいだてんてい)の儀とは?亀卜(きぼく)の職人は誰?

11月に行われる「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心儀式である「大嘗宮(だいじょうきゅう)に儀」で、神々に備えるコメを育てる地方保決める儀式が13日あります。

神々に備える米を育てる地を決める「斎田点定(さいだてんてい)の儀」が13日にあります。

どんなやり方で決まるのでしょうか?

わかりやすく解説します。

斎田点定の儀とは?わかりやすく解説!

斎田点定(さいだてんてい)の儀とは?

神々に備える米を育てる地方を決める儀式です。

平成の時は、平成2年2月8日

  • 悠紀の地方  秋田県
  • 主基の地方  大分県

に定められました。

斎田点定の儀を行う場所は?

場所は、皇居の宮中三殿で行われます。

古来の占いの方法は?

古代の占いの「亀卜(きぼく)」という方法を用います。

ウミガメの甲羅を焼いて占うことを「亀卜(きぼく)」といいます。

  1. まずは亀に感謝しながら甲羅を用意します。
  2. 鑽(さん)を彫る。 ※鑽とは、四方一センチメートル程の小さい四角形の名前です。
  3. 彫った鑽の中に「マチ」を刻む。
  4. 焼きます
  5. 占いの結果を見る

(引用:兵庫県立 武庫荘総合高等学校HP)

亀卜」の焼き方が間違っていたことが最近になってわかったそうです。

占いの方法は秘事であり、口伝で伝えられるものなのでどのような方法で行うのかは謎が多く、研究者もその内容を詳しく知ることがきなかったといいます。

しかし、対馬地方に大正年間に記された「対馬亀卜談」という史料や占い師の子孫(岩佐教治氏)が存命していることなどから、調べてみると占いの方法や内容などがわかってきました。

焼き方は、亀の甲羅全体に火入れするものではなく「ははか木(桜の木)」と呼ばれる木の棒を押し当てて焼くというものです。

窪みの中には「マチ」という占いの記号を刻み、焼いた時にそこに熱が伝わってひびが入ります。

裏面に現れたひびをみて吉凶を判断するというものです。

秘事なだけに、神秘的な感じがします。こういう伝統は伝承していってほしいですよね。

「亀卜」に用いる亀の甲羅を作る職人がいなく、アオウミガメは絶滅の恐れがあり、国際的な取引を規制するワシントン条約をはじめ、国内法でも保護対象となっています。

難関な問題が多く、どのようにしたのでしょうか?

亀卜(きぼく)の職人は誰?

占いに使う甲羅は、ホームベース上に切り出し、1ミリの薄さまで削る高度な技術が必要になるそうです。

そのため、宮内庁は正倉院(奈良県)の宝物修復に関わった経験のある鼈甲(べっこう)加工業者に作業を依頼したそうです。

斎田点定の儀に使用される甲羅の加工を行った鼈甲職人(べっこうしょくにん)、東京都荒川区の森田孝雄さん(68)です。

森田孝雄さんの想い

普段はタイマイを素材にしているが、今回加工した甲羅はアオウミガメのもの。「材質が異なるため、加工の手法に相当悩んだ」こともあり、加工が全て終わるまでに構想期間を含めて約1年を要した。

宮内庁からは「薄さ」を求められたといい、1・5ミリの厚さに仕上げた。「ギリギリの薄さ。甲羅が壊れるのではないかと思い怖かった

今回使った技術については、写真や文章を後世に残していきたいと考えている。「まねるのではなく、自分で考えてもっと良い技術にしていってほしい」。森田さんは次代を担う職人に期待を込めた

(引用:産経新聞)

技術の伝承が次第に難しくなっていくので、資料として残し技術の伝承も対策をする必要があると思います。

宮内庁によると、前回の代替わりでどこから甲羅を調達したのか明確な記録はなく、加工を担った業者も廃業したことがわかったそうです。

加工する業者がいなくなったらどうするのでしょうか?

ツイッターでは?

まとめ

斎田点定の儀」で悠紀国、主基国はどこになるのでしょうか?

お昼には、発表があるかもしれませんね。楽しみしましょう。

11月の大嘗祭まで行事がありますが、貴重な経験ですね。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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